ネバーランド
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コラム

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帰り支度・・・1ヶ月住んでみて

2022/06/19
一時帰国と違い、住民票を入れて部屋を借り、手続きをアレコレしながら枚方に1ヶ月住んでみました。

明日からは横浜&東京で一週間過ごしペナンへ戻るのですが、私たちが留守の間に次女家族が大阪の住まいに遊びに来る予定。全員で訪れるので、寝具の用意や片付け、住まいのアレコレをメモって準備しました。

一時帰国と自分たちの住まいで生活するのでは違います。

外国人として南国での暮らすのは快適で自由、でも日本での生活は「厳しいだろうな」と覚悟はしてました。

日本人だけ&日本語だけ、四季の気候の激しい変化、狭い空間にモノやヒトがいっぱい、細い道路に歩く人、自転車、自動車がゴチャゴチャ、窮屈さ、面倒臭い紙の手続きが次々・・・マイナス要素はたくさん。もちろん、家電や家の設備が壊れない、細かい部分まで精密に作られている、狭くても機能的、品数が豊富・・などプラスの面もあります。

日本は先進国なのに、IT化や機械化がすっかり遅れ、どこへ行っても日本人が一生懸命、長時間働いている。その光景が最も考えさせられました。勤勉に正直に規則を守って黙々と働くことは悪いことではないけれど、度が過ぎるとよくないのではないかな、と。

海外では「いい加減」なヒトが圧倒的に多い訳で、「いい加減」とは「気質」だけでなく「多民族」という要素も多い。日本は日本人の日本語だけの社会だから、ビシッ!と規則を守ることに特化できるけれど、様々な人種が暮らす社会では、ルールを緩やかに簡素化しないと暮らしが成り立たない。「いい加減」な人たちでも働ける労働環境が整い、ITやAIは多種多様な人たちが働く社会では、とても便利で簡単なわけです。

とはいえ、機械のメンテナンスを人間がちゃんと出来ない(笑)マイナス面も、海外では出て来るけど。

それにしても「仕事大好き」「人生楽しまない」日本人の真面目さは、少しずつ返上したほうが良いにでは・・と思った1ヶ月の大阪暮らしです。

写真は、留守宅を訪れる小さい人たちに買った本など、駅近くの記念碑、お留守番の「匂い袋」です。
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