ネバーランド
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コラム

日々想うことなどをお届けします。

感染者がコンドミニアムに

2020/11/28
木曜日夜、同じ建物の日本人の方から「ご存知ですか?」とwhats app(Lineみたいなやつ)が届く。

建物一階のエレベーター横に張り出されてた「お知らせ」を送られて来て、ふむふむ・・「ええっ!」

コンドミニアムの住人の方がCOVID19に感染して、指定病院でもある公立病院へ入院なさったとのこと。ご家族は12月7日まで自宅隔離とのこと。あとは住人への注意事項です。

私たちが外出から戻った時間には気づかなかったので、夜知らせて下さった知人には感謝です。彼女とやり取りが続くうちに「情報通のインド人に聞いてみます」とあって、極秘情報で感染なさったご家族が判明。

ここで二度ビックリ、なんと同じ建物の、しかも以前住んでいたお部屋のお隣さん!でした。夜のニュースにしては心臓に悪い内容でした。「内密にお願いします」とあって、確かに本人追跡はよくないこと。真実の情報か分からないし、今は感染した方の回復を祈り、感染拡大しないことを願うことが大事と思いました。

翌日には住人のスクリーニングや住居の消毒があるかと思っていたら、特に何もなく、敷地内での濃厚接触はなかったのでしょうか・・それでもコンドミニアム全体はひっそり、庭を歩く姿はほとんどなく車の出入りがあるだけ。

ご家族の隔離期間が12月7日までとあったので、その日までは、私どもも必要な買い物と外出以外は自宅で過ごすことにしました。濃厚接触のない公園散歩程度なら大丈夫かな。

経済活動をしながらの行動制限、ペナン島の新規感染者数はなかなか減らず、刑務所の感染爆発からは、日々二桁の新規感染者数が続いてます。8月頃まで数ヶ月続いたゼロ感染の日々がウソのようです。

全国的には外国人労働者(建築現場や工場で働く方たち)の感染が止まらず、12月から各地の外国人労働者のPCR検査が大々的に始まります。労働者宿舎の改善や1人1人のPCR検査は企業の責任となり、違反した会社には多額の罰金が課せられるようです。

変異するウイルスで軽症者や無症状者が多く感染スピードは速く、一方で重症者や亡くなる方が徐々に増えて行き、国の対応に終わりはありません。それでもQRコードなどで感染経路を特定してスクリーニングを続け、データを分析、新しいワクチンへの対応を協議、感染に前向きに立ち向かう、この国の保健省の姿には頭が下がります。

政府機関からはTwitterで刻一刻の
情報が届くので、今ではTwitterから目が離せません(笑)

手洗い、マスク、social distancingしか出来ない私たちだけど、法遵守で過ごして行きます。

 
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