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コラム

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日本のパスポート保有率

2020/01/05
まだお正月気分が抜けない2020年1月です(笑)

カルロスゴーン氏のニュースや、年末休暇で海外旅行から戻る人の話題から、ネット上で、日本人のパスポート保有率が目に止まりました。なんと23.4%と先進国で最低と・・またしても「ええっ?」という数字。なぜなら、日本のパスポートは世界最強!とよく言われているからです。

世界最強の詳細は今ひとつ不明なのですが、簡単に言えば、世界中どの国にも行きやすい、ということです。もちろんビザが必要な国もありますが、他国へ入国の際に、少なくとも不審がられるパスポートではないです。そんな最強のパスポートを持つ日本なのに、持っている人は4も人口の4分の1、もったいない・・・でも、納得できる数字です。

私自身、海外へ行き始めたのは50歳後半になってからで、日本に住んで仕事をしていたら、海外へ行く必要もなければ、関心も全くなくて生活してました。パスポートは不要なシロモノ。それに比べて、多くの国々は国境で繋がっていて、誰もが外国へ行きやすく移動しやすく、外国へのハードルは低いです。言葉も、日本語しか通じない日本のような国は先進国では珍しく、言語のハードルも低いです。 生活の仕方も、「仕事重視」「仕事が暮らしの大きな部分を占める」日本人と違って、海外の人たちは「暮らし重視」「自分重視」ですから、外国への関心は非常に高いです。

中国やインドのように、閉じられた国にいた人たちが、ネットや教育の普及で、積極的に広い世界へどんどん出て行く時代。どちらかと言うと、自信を失い、うつむきがちで大人しい日本の人たち、昭和の頃から教育も生活も大きく変わった訳ではないので、若い人たちにとっても、いまだに海外へのハードルは高いけれど、それでも世界へ目を向けて、たくさんの人たちとコミュニケーションを取って欲しいな、と思います。明るい未来のために・・
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