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コラム

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国立新美術館の東山魁夷展

2018/11/14
長女から国立新美術館「東山魁夷展」の話を聞き、「お薦めだから、是非行って見て〜」と言われ、友人が「京都で東山魁夷を観た」と言い、このシンクロニシティ、もう行くしかないなと。

混み合う企画展が苦手な私、結局、東京を発つ前日になって、重い腰をあげて六本木へ向かいました。
午後に待ち合わせの前、朝のうちに到着した六本木の街は静かで、国立新美術館もそこそこ・・と思っていたら、やはり会場の中は人の列が出来ていました。

身動き出来ない混み具合ではなく、行きつ戻りつ進めたのはラッキーでした。
東山魁夷さんについて全く無知のまま訪れ、ひとつひとつの絵に引き込まれて行きました。

静かなタッチと気持ち和らぐ色遣い・・・冬のヨーロッパだったか「白」が見事で、暫く離れられなかったり、大作の「唐招提寺御影堂障壁画」は、もう目を見張り驚くばかり。

美しい紅葉に出会えなかった今回、東山魁夷展で秋の色や冬景色に出会えたのは奇跡です。

心に響くアートに出会うことがなくなった昨今、ここでの感動的な出会いに心から感謝。
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