ネバーランド
ネバーランド

コラム

日々想うことなどをお届けします。

デジタルとアナログと

2018/09/15
「写真をプリントして残しているんですか??」
「うん、パソコンで見ても楽しくないし、現像しているの」

夏休みに沖縄方面を旅なさったペナン在住の方から写真を見せて頂きました。たくさんではないけれど、久しぶりに現像した写真を眺めて嬉しい感動です。

「デジタルも溜まっていくけど、プリントすると増えていくでしょう?」
「ええ、でも増えても良いと思っているの」
なるほど・・・

確かに現像した写真は大切で、私は薄いアルバムに入れたり袋分けにして、引っ越しの度に持ち歩いている。両親が亡くなって写真を印刷しなくなり、デジタルだけが溜まって行きます。それはそれで便利だしモノが増えない簡単さがある。でも、身近な面白みには欠ける。

記録も書類もデジタルで保存できるのはとても便利だけれど、手書きメモや書類をチェックすることの多い私は、アナログ世代だからかしら。大量に合理的に整然と残せるデジタルは優れモノだけれど、どこか距離を感じる・・私らしくない。客観的で正確だけど「自分らしさ」が抜け落ちる、そんな感覚かもしれない。

一時帰国から戻り、気持ちが乗らずfacebookやinstagrumから遠ざかっていたところ、印刷した写真を見せて頂き、そうだよね・・と妙に納得です。「自分らしく残していく」が宜しいかと。

下の写真は、ずっと持ち歩いているアルバムのほんの一部です
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
このページの上へ