ネバーランド
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コラム

日々想うことなどをお届けします。

ペナン→シンガポール→東京、島から島へ

2018/07/31
ペナンのコンドミニアムからGrabタクシーでペナン空港へ。
珍しく女性ドライバー、中華系マレー人。

小型車だったので連れ合いとスーツケースが後ろ座席、私は助手席。渋滞もあったのでカタコト英語でドライバーさんと会話。
「日本、好きです! この前大阪、京都、奈良へ行ったけど京都が素敵だった。京都が一番好き」と。
「何日くらい行ったの?」
「9日。神戸牛、美味しかったです」

マレーシアで出会う中華系マレー人のほとんどは日本を訪れてます。
彼ら全員の収入が多いとはいえないだろうけど、積極的に海外へと動いている。
動いて感じて自分を高めるためにしっかり稼ぐし、決して職場や会社には縛られない。

この女性タクシードライバーも他の仕事を持っていて、いろいろな仕事で収入を増やす。
こんなことも言っていた。
「中国人は嫌い、彼らは行儀が悪い。日本は清潔だし日本人はマナーがよい」と。

私たちから見ると「中国人」はみな同じに見えるけど、彼女は中華系マレー人であって中国人という意識はない。IQ高くて国際的で高収入のシンガポーリアンや香港人のほとんどは中華系だけど、中国人とは思っていないのでは。今の時代、民族や人種、国籍は流動的だと実感する。

ペナン空港からシンガポールのチャンギ空港へ。

小さな島国の巨大で国際的な空港は、いつも緑の木々や色とりどりの花々に覆われていて、スカイトレインでのターミナル間の移動やゲートへの長い歩きも苦にならない。ラウンジも使わせてもらい、シンガポール航空機ではゆっくり休めて、さて島国日本へ。

 
羽田空港の夜間飛行は、何度見ても素晴らしい眺め。
宝石箱のような輝きが果てしなく続き、東京湾に浮かぶ小舟たちは「おかえり」と言っているみたい。「ただいま、私のトーキョー」
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